「遠いどこかの 泣きじゃくるあなたに 届くまで やめない」子たちの話
あ、世界を救おうとおもってるんだ。
あるとき、Sexy Zoneの「STAGE」を聴いていてそう思った。
彼らが24時間テレビのメインパーソナリティーになることが発表されるすこしまえのこと。
この曲は5周年の際してメンバーが5人だけで作詞した曲で、おなじく5周年を記念して発売されたベストアルバムに収録されている。
私はアルバムが発売したとき、まだちょっとすき、くらいで、ちょっとすきだったから5周年おめでたいなーと思ってベストアルバムを買って、でも開封もしてなかった。（買って満足するタイプでいま現在も開封してないものたくさんある人間で、あんまりめずらしいことではないです）
昨年末に私にも流れ星が落ちたから（いろんな意味で） （つまりはド新規） 、やっと「STAGE」をはじめて聴いて、そのときは、そうか、いろんなことがあったんだなぁと思った。
なんとなく知っていたけど、いろいろ、調べると、思ったよりずっといろんなことが起きていて、テレビの歌番組で歌っているのをぼーっと見ているだけで、分かることもあったけれど、知りえないこともあったんだなぁと思った。（たぶんまだ知らないことがたくさんある）
それがこの曲の歌詞からも伝わってきて、いろんなことがあったことと、それからこの先、がんばるよってことが詰め込まれた歌詞だった。
まあでも、私がハマったのはいろいろと落ち着いたころで、5周年すらすこし過去の話だったから、いまさらこの歌詞がどうって話じゃなくて。
いや、そういう話なんだけど。過去じゃなくて、未来の話。
（ちなみに当時の雑誌とかを全然読んでないしラジオとかもきけていないので、どっかで言及されてて、全然違ったり、いまさらなにを、って感じだったりするかもしれないんですけど、そしたらそっと、見逃してほしいです…すみません…）
ぜんぶが大切な歌詞だなと思ったんだけど、
ラスト、大サビ（でいいのかな？）、
タイトルに入れた、「遠いどこかの 泣きじゃくるあなた」っていうのが、ほんとうにぐっときて。そのとき急に。*1
これはSexy Zoneが歌っているので、なんともいいかがたくて、
離れてしまったファンのことを言っているのかもしれなかった。
たぶんいちばん、離れてしまったファンがいることをわかっているグループで、かなしませてしまったファンがいることもわかっているグループで。
でもそれは、2番で歌ってる。
離れてしまったあなたと、
いつかまた出逢うならぼくらの描く頂上で、って感じの歌詞。*2
だから、なんだ、毎回違うことを言おうとしてるとすればこれはそこに向けたメッセージじゃないから、だから、 私はこの歌詞を、 マリウスくん風に言えば、「世界中の奥の奥のひとまで」届けるよっていう決意表明として受け取った。*3 何十回目かで、突然そう思っただけだけど。
もっとでっかく咲いて、有名になって、ぼくたちの歌が世界中のひとたちに聞いてもらえるようになるまで。 世界中の、どんな遠くにいる、どんな場所にいる、悲しい想いを、さみしい想いをしてる人にも。すべてのひとに。 ぼくたちの声が届くまで。笑顔にできるまで。ぼくたちは歌うことを、愛することをやめないよ。
そういう歌詞だと思った。
すごい。この子たち、世界を救おうとしてる。
自分たちでつくった歌詞で、そんなことを歌える。
もちろん、この曲はSexy Zoneのための、Sexy Zoneのファンのひとたちのための曲でもあるけれど、でも、ここは、Sexy Zoneをまだ知らないひとたちに向けて歌っているんだと思った。
もちろん、ファンに向けて、ぼくらはこんな決意でやってますよって歌詞でもあるんだろうけど。
でもこの「あなた」は、Sexy Zoneにもう出会っているだれかでありつつも、Sexy Zoneとまだ出会ってないだれかだと思った。
世界中の奥の奥まで、隅々まで、そこかしこまで届くように。 歌うことをやめないよ。
すごいっておもって。これは想像だから、めちゃくちゃ勝手になんだけど、勝手に、Sexy Zoneのことがもっとすきになった。
想像だけど、でも、マリウスくんがいるグループだし、そんなに大げさでもない気がするし、
Sexy Zoneの最新アルバムに収録されてる、「O.N.E」っていうまた全員で作詞した曲も、このブログのおおよそを書いたあとに世に出たのですが、そっちの曲でも「届くまでやめる気はない」って言ってたのでたぶんきっと。ね。
愛は地球を救う。
パーソナリティに決まってから、ファンがこぞって、「『愛は地球を救う』がこんなにふさわしい子たちはいない」「愛とはSexy Zoneのこと」みたいなことをたくさん話していて、すごくわかるなと思っていたし、
冠番組を見たり、この一週間毎日ひとりずつ電波ジャック？をしているのを見たりしながら、あらためて愛のあるグループだと思った。
私は正直、ファン歴が浅すぎて、
まだ「人生を変えてくれた人」にSexy Zoneが入るかなというとどうかな？って感じで、
でも、なんとなく、こうしてSexy Zoneと出会ったこと、だいすきになって、ファンとして彼らを応援しようって思って、毎日のようにSexy Zoneに触れていることで、この先、人生が変わるような気がしてる。
Sexy Zoneとの出会いは人生を変える出会いだったなって、何年後かに24時間テレビのことも思い出しながら、そうやって振り返る気がするし、
Sexy Zoneのことを考えてる一分一秒で、人生が変わってるような気もしなくもない。(結局変わってる)
24時間テレビを通して、 そんな出会いをするひとがたくさんいたら嬉しいなって思う。
彼らのことばがすき。
やさしさがすき。
愛されて育ったことがにじみ出ていて、 その分自分たちも、おおきな愛をみんなに与えているところがすき。
いっつも一生懸命に、 がむしゃらに泥臭くがんばっていて、 それでいてそれを売りにしてるわけじゃなくて、いつでもキラキラしていてくれるところがすき。
みんなの姿に励まされて、
がんばらなきゃちゃんとしなきゃって思うのに、
がんばってるよ、そのままでいいんだよってって言ってくれるところがすき。
こんな世の中だし、
なに言ってんだって感じだけどでも、
これから世界が平和になるんじゃないかなって気もしてるよ。
だって地球はSexy Zoneが回しているんだから。
Sexy時代はすぐそこだもん。
まずは24時間テレビ。
挑戦系の企画も多いし、みやぞんももうスタートしてるし、とっくにはじまってるんだけどね。
でも、本番、本当にたのしみ。
平成最後のこの夏が、 たくさんのひとにとっての思い出になればいいなぁ。
いますごくドキドキしてるし、はじまったら終わっちゃうんだなぁってさみしいけど、きっと楽しいよ。 愛にあふれた、素敵な24時間になるはずだもんね。
